人前で話すのが苦手な人におススメ!~アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書~
最近図書館で借りて読んだ本のメモ書きです。
人前で話すのが苦手な理由は、自信がないから。
自信を持てる内容なら、どんどん人前で話したくなる。
スピーチやプレゼンは、情報を伝えるか説得するのどちらかまたは両方を目的に行っている
情報を伝えるためには、正確に、わかりやすく、面白く伝えることが必要
説得するためには、信頼性、証拠、論証、考えや言葉に心を動かされたことが必要
うまく相手に伝えるためには、
- 目的をはっきりする(情報を伝えるか説得するか)
- 伝えたいことを簡単にまとめる
- 伝えたいことを一つ一つ説明していく
以上の三つが基本
聞き手は「聞きたい」と思ったことしか聞かないため、聞き手目線で考えることが大切
ナビゲーションフレーズ・・・つなぎ文句のこと、以下の内容を効果的に組合わせられるとよい
- 移行フレーズ・・・それまでに話していた内容とこれから話す内容について述べることで、内容を思い出させることと次への心の準備ができる。
- プレビュー(予告)・・・次に話す内容を詳しく話すことで、はっきりと次の内容をイメージできる
- ラップアップ(要約)・・・話したことをわかりやすくまとめることで、複雑なポイントをより分かりやすく思い出してもらう
- サインポスト・・・プレゼンの全体のどの部分を話しているかを示すことで、より内容に引き込む
導入の基本
- 聞き手の注意を引き、興味を持ってもらう
- トピックを明らかにする
- 信頼性と善意を伝える
- 内容を予告する
興味を持ってもらうテクニック
- 内容と聞き手を関連づける
- 重要性を伝える
- 驚かせる
- 好奇心を刺激する
- 問いかける
- 引用から始める
- ストーリーを語る
締め方の基本
- 終わりを明確にする
- 一番大切なことを強調する
言葉によって聞き手の関心や興味を引けるが、失うこともある
言葉を効果的に使うには
- ありきたりの言葉を使う
- 具体的な言葉を選ぶ
- 無駄な表現を避ける
- いきいきとした言葉で感動を誘う
伝え方の型について
- 時系列型・・・歴史や進化、プロセス、出来事
- 一定方向型・・・流れのあるもの
- サブテーマ型・・・物、人、技術、出来事のいろいろな側面、概念
情報を伝えるプレゼンの注意点
- 聞き手の知識を過大評価しない
- 内容を聞き手に直接結びつける
- 専門的になりすぎない
- 話しはとにかく具体的に
- 血の通った内容 ※共感しやすい
- クリエイティブに
説得するプレゼンの注意点
事実、価値観、方針のいずれかを説得しているので混同しないように
- 事実・・・妥当な答えで説得
- 価値観・・・基準を明確にしていく
- 方針・・・考え方を支持してもらう
方針を説得する型
- 問題解決型
- 問題‐原因‐解決型
- メリット比較型
- モンロー説得法・・・注文→必要性→解決策→視覚化→行動
箇条書きで適当にまとめました。
よかったら参考にどうぞ